開催 : 2015年10月8日(木) 13:30-15:30

     ■□■ JEMAI-LCA研修:応用コース<国際動向> ■□■
         ― 米国のLCA活用に関する最新動向 ―  

 LCAの算定結果は、サプライチェーン全体での環境負荷の削減、高度な環境配慮型製品の開発、BtoBやBtoCコミュニケーションなど欧米を中心に様々な場面で活用が進んできました。近年は、ISO規格に準拠した第三者認証型のタイプIII環境ラベル(EPD)を活用してLCAによる評価結果を定量的に情報開示する需要が増え、特に米国ではLCA、EPD活用に関する法規制の整備や民間セクターでの活動が増えています。また、2014年に新規提案されたISO/TS14027(PCR開発)では、米国発行の「PCR策定ガイダンス」が取り込まれるなど、LCAにおける国際動向の全体像を理解するためには、米国での動向を把握していく重要度が増しています。
 この国際動向セミナーでは、日本企業への影響も懸念される米国でのLCA・EDP活用の最新動向を、官民の主要組織の活動と相関関係に焦点を当てながらご紹介いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

<キーワード>
米国における政策活用 / 米国のグリーン公共調達 / 定量的情報開示 / EPD / タイプIII環境ラベル / カーボンフットプリント(CFP) / LEED でのLCA手法の取組 / EPEAT / TSC 

<紹介団体の例>
アメリカ合衆国環境保護庁(USEPA) / 米国グリーンビルディング協会(USGBC)(LEED運営組織) /グリーン・エレクトロニクス・カウンシル(GEC)(EPEAT 運営組織) / NSF(PCRや様々な基準の作成を行う組織。独自のタイプⅢラベルも運営) / IERE(米国初のEPDプログラム運営団体) / サステナビリティコンソーシアム(TSC)(ウォルマート等の大手企業が主体となったコンソーシアム)等

<LCAやEPDを活用した米国のイニシアチブの例>
【EPEAT】
電子機器製品の環境評価制度である米国のEPEATは米国のグリーン公共調達で大きく活用されており、LCAやタイプⅢ環境ラベル(日本ではエコリーフ)取得がEPEAT登録時の加点ポイントとして扱われています。EPEATによる米国での製品評価は、現在日本の複合機メーカーが積極的に取り組んでいる状況です。

【LEED】
建築物の環境認証制度であるLEEDにおいては、最新の改定版の中でLCAやEPDの取り組みが評価され、エコリーフも該当プログラムとして文書上で紹介されています。東京オリンピック・パラリンピック開催を控え、LEEDへの取組も国内外から注目を浴びています。

<プログラム>(予定)
13:30~13:40    欧米の動向とIEREの見解
13:40~14:00    環境保護庁と様々なイニシアティブの関係
14:00~14:20    LEEDグリーンビルディング認証にLCA・EPD視点が導入された背景
14:20~14:40    電子製品の環境影響評価システムEPEATとLCA・EPDの導入
14:40~15:00    NSFの活動と役割、環境保護庁やEPEATとの関係
15:00~15:30    質疑応答

【開催概要】
 開催日時: 2015年 10月8日(木)13:30~15:30
 開催場所: 一般社団法人産業環境管理協会 6F AB会議室
               地図: http://www.jemai.or.jp/global/about/map.html
               住所: 東京都千代田区鍛冶町2-2-1 三井住友銀行神田駅前ビル(神田駅)
 参加費:      産業環境管理協会会員     8,640円(税込)
                     LCA日本フォーラム会員     10,800円(税込)
                      一般                               12,960円(税込)
                      ※配布資料あり
                      ※支払方法 : 参加申込後、御請求書を送付します。

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