近年、新たな製品・サービスを開発・提供することによって、本来排出されていたであろう温室効果ガスが回避されたものとして「削減貢献量」を算定することについて、世界で関心が高まっています。日本では、化学業界、電機・電子業界において温室効果ガス排出削減貢献量算定方法の開発が進み、また、地方自治体においても川崎市、滋賀県等が温室効果ガス排出削減貢献に関する制度運用をしています。海外においても、様々な機関が国際化学工業協会協議会(ICCA)、世界資源研究所(WRI)がガイドラインや方法論について作成・検討しています。

 日本LCA学会の環境負荷削減貢献量評価手法研究会では削減貢献量評価における方法論等について検討・開発を行い、「温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン」を発表しました。(以下参照)

温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン

 以下にある通り、日本LCA学会・環境負荷削減貢献量研究会では2月9日(金)に温室効果ガスの削減貢献量に関する国際セミナーを開催予定です。
 そのセミナーの開催の温室効果ガス削減貢献量算定セミナーに先立ち、削減貢献量算定に関していただいた意見や懸念等について議論したいと思います。そこで下記のオンラインアンケートにご協力いただけましたら幸いです。

<プログラム案>
日時:2月9日(金) 13:00~16:30
場所:工学院大学 新宿キャンパス8階 A-0815教室
URL : https://ilcaj.org/ws/ws20180209.php

13:00-13:10 開会挨拶
「日本LCA学会・環境負荷削減貢献量研究会」委員長 工学院大学 稲葉 敦
13:10-13:25 
 日本の削減貢献量の算定状況とLCA学会のガイドライン
13:25-14:10
 ベースラインの設定方法(1) 電機製品
 ベースラインの設定方法(2) 自動車
 ベースラインの設定方法(3) 素材
14:10-14:20 休憩
14:20-14:40
 WRIのレポートと考え方 Stephen Russell [World Resources Institute (WRI)]
14:40-15:00
 ICCAの活動と考え方  Annemarie Kerkhof [ECOFIS]
15:00-15:20
 企業活動と削減貢献量 Dr. Gregory Norris [Harvard University]
15:20-16:30
 総合討論          稲葉 敦

T